はしるのは

50代ランナー、二児の父。2012年に走り始めて、2016年3月にサブ3、2017年11月にサブ50。ランニングフォーム好き。

脱力ウォーキング モーター無しで歩くロボット

こんにちは。
オークです。

前傾、真下着地の感覚で歩くと、
ほとんど力を使わないで歩けます。

そして、
その感覚を保ったままで要所にパワーをかけていくと、
省エネランニングフォームになります。


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力を使わないウォーキングのお手本として、
モーター無しで歩くロボットを紹介します。

このロボットの動きを参考にしながら、
緩い下り坂で脱力ウォーキングの感覚をつかむと、
ランニングフォーム改善につながるように思います。



ポイントとしては、

接地している脚は自然に倒れ続けていること。

接地していない足は振り子のように前に戻ってくること。

前に大きく脚を振出さないように、
脚の開きが制限されていて、
それによって真下着地になっていること。
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w01
前の脚の折り返し


w02
前の脚の着地(前の脚はほぼ垂直、真下着地)
後ろの脚の離地


w03
脚の前後が入れ替わる


w04
入れ替わった脚の折り返し


レゴでつくった同じ原理のロボット
スロー動画


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緩い下り坂で脱力ウォーキングを試す時のポイント

脚は僅かに曲げる

上体は
背中を軽く弓なり、
骨盤辺りが前に引っ張られるような気持ちで。

胸を張って、腕は軽く後方に広げる感じでバランスをとる。
動きが穏やかなので、
腕は振らなくても良い。

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つづきで、
この動きをランにつなげる方法について
書いてみようと思います。

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接地の意識 地面を掃くように動かすのか地面を真下に押すのか

こんにちは。
オークです。

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接地した足の意識

「地面を掃くように動かさずに、
地面を真下に押す」

下図 
左は良くない意識
右が良い意識
DSC_2533~2

接地した足が自然に後方に流れるのは問題ない。
その動きに加えて、
積極的に筋力で動かそうとする意識が良くない。


地面を押す。
曲げながら踏みつけるように押す、伸ばしながら押す、どちらも有り。


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地面を真下に押す意識で推進力が得られる理由

意識は真下でも、
実際には前方に倒れながら、
傾いた軸の方向に力が加わる。
この力の水平方向の分力が推進力となる。
DSC_2534~2
この傾きを意識する必要は?

前方に倒れ続けている間、
この傾きは平衡感覚的には感じられない。
(自由落下している間は重力が感じられないのと同じ。
視覚では感じられる。)

傾いた軸の方向が真下方向だと感じられるので、
傾きのことは考えず真下方向を狙えば良い。

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掃くように動かしてはいけない理由

DSC_2532~2
掃くように動かすとは?
上の図のように股関節の伸展させる動き。

この意識でも前に進むので、
がんばって動かしたくなるが、、、

この動きには無駄な動きが混ざっている。

下の図のような動きは無駄。
脚の動きにバランスするように上体が動いて、
結果的には重心はその場に留まっている。
単にポーズが変わっているだけで前に進まない。

下の図は走っていないが、走っている間ではどうか?
走ると自然と足が流れるため、
無駄な動きが見えにくい。
見えにくいだけで起こることは同じ。
積極的に股関節を動かす力は無駄を生む。

掃くように動かす意識は、
ポーズを変えるだけの無駄な動きを生んでしまうので良くない。

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オマケ
みやすのんき
誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本
POINT 40 着地した足はただ地面を垂直に押す

”地面からの反力もまた垂直方向にしか返りません”
とあります。
???
地面からの反力が重要な理由は、
前方向への力に寄与するからじゃないのか???
???




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【誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本】みやすのんき氏新刊の3

こんにちは。
オークです。


みやすのんき氏のマラソンフォームに関する新刊
2017年12月27日発売

3回目
個別のトピックに踏み込んで
突っ込みを、、、、

(ネガティブな内容が多いかもしれません。
本の内容が良くないからではなく、
ポジティブなコメントはネタバレになりがちなので
うまく書けませんでした、、、)


前前回記事
【誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本】みやすのんき氏新刊


前回記事
【誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本】みやすのんき氏新刊の2






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POINT 3, 5, 6, 46
ひねり関連については、
従来の指導の問題の代表例として過剰に取り上げられているような気が、、、

「ひねろうとしない」だけで十分では?



POINT 35
SSCについてふくらはぎで説明しているが、
大臀筋や大腿四頭筋でもSSCは起こるハズで、
そちらに着目した方が有用なはず。



POINT 40
”速いランナーは下向きに力を加えている”には同意。

その裏づけ説明に速いランナーの計測データを使っているが、
これは裏づけになっていない。

確かに下向きの力が強いことが読み取れる。
でもこれは速いランナーの特徴ではなくて、
誰にでも当てはまる。

下向きの力の元は重力。
1秒間で秒速0mから秒速10mにまで加速するような強い力。
誰にでも同じように加わる。
遅いランナーで計測しても下向きの力は同じように強い。




POINT 47
「左の腕を後ろに引いた結果、右の足が前に出ている」写真
従来の指導者による間違った指導の例として掲載されている。

前著37ページではイラストでしたが、今回は演技写真www

しかしながら、、、
そもそも「左の腕を後ろに引いたら、右の足が前に出る」
と教えている指導者は実在しないのでは?

四肢の状態を全部書いてみる。
左腕:後
左足:後
右腕:前
右足:前
・・・・・・・・・・

従来の指導方法の否定に力が入りすぎた?





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【誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本】みやすのんき氏新刊の2

こんにちは。
オークです。


みやすのんき氏のマラソンフォームに関する新刊
2017年12月27日発売

感想などなど書いてみます。

前回記事
【誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本】みやすのんき氏新刊

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この本

・「マラソンフォームの基礎」とのタイトル
・「60のコツ」との副題
・写真を大きく使って、見開きで完結するトピック

一般的なハウツー本の形式をとっています。
でも、内容は形態から期待されるものとは違っています。


タイトルなどからは、
ランニングフォームに関する教科書的内容を期待される方が多いように思います。

でも実際の本は
教科書ではなくて、
教師の視点で教えるトピックを整理している資料のような印象をうけました。


・理屈が先行する。
・切り口は、「
常識や既存の指導との対比」や「ランニングの経験から生じる疑問点」
・ドリル的な内容は少なく、具体的に何を練習するかは読者に委ねられている。

形式は変わりましたが、
伝え方については、これまでの2冊のマラソン本との共通性が目立つものとなっています。
「理屈がわかれば出来る。そのために理屈を丁寧に説明する」
このような考えで書かれた本のように思われました。
この考えに共感できて、
これまでの本を楽しめた読者とっては、
内容が整理されており、
理解を深めるのに良い内容ではないでしょうか。


本当の初心者を成長させるのに、
”どのように”伝えれば良いのかをもっと突き詰めたならば、
広く薦められる本になったように思われました。


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アマゾンで
「はじめに」と
最初のトピック「Point 01」
を見ることが出来ます。





■”はじめに”について

この本が「わかりやすく解説した本」を目指しており、
そのために行ったことが書かれています。
ですが、それが達成されているかと言うと、、、

「読者にある程度のEffortとImaginationを求める本」との記述がありますが、
これが、この本を的確に表しているように感じました。

実践を促していますが、
何をすれば良いのか十分に具体的にかかれていないトピックが多いです。
ここでImaginationを要求されてしまう本は「わかりやすい本」では無いですね。




”ケニア人ランナーの走りをここまで詳細に撮影、分析した書籍”とあります。
舞台裏はそうだったのかも知れませんが、
掲載されている写真はそこから切り取られた一部。
どんな分析があったのかわかりません。
連続写真などなど、
生の情報を掲載したほうが読者によるEffortやImagination、
その上での理解が促されたように思います。
(横からの連続写真は載ってはいますが、
小さすぎるのと、
時間間隔が揺らいでいる?ようにみえるのと、、、
上からの連続写真もあると思われますが掲載なし)


”「こう走ってください」という注文はしていない”とのことですが、
悪い例に関しては、演技過剰な写真ばかり。
(Point 01の左中段の写真もその一例)
これでは、読者が自分にあてはまる課題であるのか判断できないのでは?


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2017年12月のまとめ と 2017年のまとめ

こんにちは。
オークです。

2017年12月のまとめです

12月23日 足立フレンドリー ハーフ
ひさびさのハーフ
前回から時間が経ちすぎているので、
半ば約束されたPB更新。
エイッと決めた目標80分カットは未達成

 月間走行距離:272km(足立フレンドリー含む)
 走った日:16日
Dec2017

つくばからの回復からの足立にむけてのテーパリングとなったので、
距離はさほど伸びず。

つくばと足立の比較。
体重は増えていた、代わりにテーパリングはしっかりした。

フルとハーフの違いをダニエルズ先生的に換算してみると、
走力は変化無しとの結果。

次のレースでは、
体重は減らして、テーパリングはしっかり
これでまだタイムを縮められる(ハズ)

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せっかくサブ50が達成できたので、
サブ50までの道のりについて書いてみようと考えました

考えましたが、、、
ちょっと考え始めるのが遅かった。
全くまとまっていないので、
先送りします。

来年3月、
古河はなももでの再度PB更新が予定されておりますので、
その後にPB更新までの軌跡を書きます。
(予定は予告無く変更されることがございますことを、
あらかじめご承知ください)

━─━─━─━─━─

とりあえず、この一年の数字だけまとめておきます。

年間走行距離 : 3046km
(月平均254km)

推移は下記
chart2017
昨シーズンはPB更新が出来なかったので、
夏からがんばってみました。(自分比)



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【誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本】みやすのんき氏新刊

こんにちは。
オークです。

DSC_2524~2

みやすのんき氏のマラソンフォームに関する新刊
2017年12月27日発売

早速購入して読んでみました。


先ずはタイトル
「誰も教えてくれなかったマラソン
フォームの基本
遅く走り始めた人ほど大切な60のコツ」
副題や著者名を隠してしまうと特徴が無い。

まえがきに「著者の書いたランニングフォームは特殊ではなく、
誰もがそう走っている」とあります。
この考えを反映させて、
あえて特徴を抑えたタイトルにしたものと想像します。
さらには、ランニングフォームに関する本の定番までも目指したのでは?
とも想像しました。

では、実際にはどのような本が出来上がったのか?

特殊なフォームが書かれているわけではない?
速いランナーが実際に行っていることの分析に基づく内容であり、
特殊なフォームでは無いと思われます。

定番?万人におススメできる?
これは少々厳しいように思います。
これまでに書かれた本を楽しめた方にはおススメできますが、
万人向けでは無いように思われました。
ランニングフォームに対して多用な切り口は興味深いですが、
結論が十分に具体的ではなく、
読者の解釈にゆだねられているような所が多々あります。
意図してそうなったのか?わかりませんが、
このせいで読者を選ぶ本になっているように思われます。


内容の概略ですが、
著者が目次に関してツイートしていたので紹介しておきます。

これまで書かれていない完全な新ネタは多くはありません。
ですが、一つのトピックが見開きに収まっていて、
何度も読み返しやすくなっていますので、
理解を深めるには良いのではないでしょうか。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
途中、用語の説明が明らかに不足している箇所が気になったので
補完しておきます。

Point 10 シザースドリル



Point 23 スキップB


出来たら、
ネタばれに注意しつつ
もう少し感想など書いてみようと思います。






☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆
モデルのサイラス・ジュイの履いているシューズが
自分も履いているブルックスハイペリオン 
なんでか?少し嬉しい(⌒∇⌒)



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大会結果・エントリー
2012/12 横浜マラソン(ハーフ)
 (1時間43分)
2013/04 戸田彩湖フルマラソン
 (3時間31分)

2013/11 つくばマラソン
 (3時間19分)
2014/03 板橋シティマラソン
 (3時間17分)
2014/04 戸田彩湖フルマラソン
 (3時間12分)

2015/02 神奈川マラソン(ハーフ)
 (1時間25分) 2nd
2015/03 佐倉朝日健康マラソン
 (3時間1分11秒)
2015/04 戸田彩湖フルマラソン
 (3時間4分56秒)

2015/11 さいたま国際マラソン
 (3時間1分10秒)
2016/03 古河はなももマラソン
 (2時間53分23秒) 2nd PB
2016/04 戸田彩湖フルマラソン
 (3時間1分25秒) 40代 4位

2016/11 つくばマラソン
 (2時間57分13秒)
2017/2 東京マラソン
 (2時間56分39秒)
2017/3 大山登山マラソン(9km)
 (50分21秒)
2017/04 戸田彩湖フルマラソン
 (2時間59分16秒) 50代 優勝

2017/11 つくばマラソン
 (2時間48分37秒) PB
2017/12 足立フレンドリーマラソン (ハーフ)
 (1時間20分39秒) PB
2018/03 古河はなももマラソン
 (-時間--分--秒)
2018/04 戸田彩湖フルマラソン (招待選手)
 (-時間--分--秒)

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