こんにちは。
オークです。

ターンオーバー

前に戻してきた脚を、
体の前方で折り返しさせる動きを
ターンオーバーと呼びます。


真下へ着地するには、
着地の直前にターンオーバーの動きが
必ず入ります。


しかしながら、
練習会では、
ターンオーバーは取り上げませんでした。


では、練習会メンバーはターンオーバーが出来るようにならなかったのか?
そんな事はありません。


直接にターンオーバーとして意識はしてもらいませんでしたが、
前後の動きとのつながりから
自然にターンオーバーの動きが導かれて、
出来るようになりました。


ランニングフォームは連続する動きですので、
前後の動きが相互に影響して、
全体として上達していくといった事が起こります。
練習会では、これを実感しました。


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この記事でも、
ターンオーバーを直接に扱うのではなく、
その直前の動きについて取り上げます。


速いペースの時には、
勢いでターンオーバーできているのに、
ペースを遅くするとうまくいかない。

こんな悩みがある方に、
参考に考にしてもらえばと思います。


イラストは、
脚が地面を押し終わって離地
後方に跳ね上がっている局面です
DSC_2178~2
ここから前方に脚を戻してくる時の意識について。

ペースを落としている時には、
巻上げを意識しない。
力を抜いてbのように戻してくる方も多いと思います。


このフォームは、
膝を曲げようとしない分は楽なのですが、、、

・前に戻るまでに時間がかかる
・脚が伸びきっているとターンオーバーに力が必要
こういった要因でターンオーバーが遅れてしまい、
前方へ着地することになりがちです。


そこで、
力を抜いても良いのでaのように戻す意識を持つ事をお勧めします。

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”aのように"について、
もう少し詳しく



脚を巻き上げて前に戻すのですが、
押さえるべきポイントは
巻き上げの「速さ」「力強さ」「膝の曲げの深さ」ではなく、
膝を伸ばすタイミング」です。


脚の巻き上げで膝が曲がります。
曲げた膝は大腿を前に振り切るまで伸ばさないでください。
DSC_2178~3
右:後方に跳ね上がった脚
ここから前方に膝蹴りするような意識で、
前方へ戻す動きを起動

中:大腿を前方に振り切ったところ
膝蹴りの終わり
ここまで膝の曲げを緩めません
ここからは、
体の真下を狙って脚を伸ばします。
外から見た動きは、
膝の動きが折り返して、
下腿は勢いで前に振り出される動きになります。
でも、意識は着地点だけで良いです。

左:下腿の動きも折り返します。
ひきつづき、意識は着地点

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ペースを落とした時に意識するポイントについて取り上げてみました。
参考になれば幸いです。


お読みいただきありがとうございます。

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