こんにちは。
オークです。


ネットに公開されている論文(PDF)

榎本靖士ほか(2010)

を勝手に考察(≒妄想)します。

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ケニア人ランナーをマネしたい。
Part2 下腿の前傾編の3
- 体感 ミニエクササイズ -

_20160326_061518~2
 
Part2 下腿の前傾編の1
Part2 下腿の前傾編の2

<各回の内容がわかりやすくなるよう、
タイトルの書き方を変えてみました。>
 
■体感 ミニエクササイズ■
 
 理屈(=妄想?)ばかり連ねていると
飽きられてしまういそうなので、
今回は、実際に体を動かす話にします。


_20160330_081933

■図の上の左
直立した姿勢から、少しずつ体全体を前傾させていきます。
前傾が大きくなってくると、自然に脚が前に出るので、
そこから滑らかに走りだします。

ランニングの話に良く出てくるエクササイズですので、
やったことのある方も多いのでないでしょうか。


■図の上の右
足首を楽に、
膝を曲げながら前に出します。

この時、膝から上は真っ直ぐのまま、
少し後ろに傾けてバランスします。
腹筋に少し力を入れておいてください。

腰を曲げないために、
「腰を前に出す」、「尻を引っ込める」
意識を持つと良いと思います。

[足首を曲げる]+[膝を曲げる]+[腰は曲げない]
初めてやると、少し難しいかもしれません。
足首、膝を楽にして、
繰り返し曲げ伸ばしできるようになってください。


■図の下
今回のゴール、上の二つの組み合わせです。


先ず、少しずつ体全体を前傾させていきます。
 
次に、足首と膝を脱力すると、
体が下に落ちる力で関節が曲がって、
膝が前に出ます。
 
腰を曲げずに、上体を膝に乗せて行ってください。


うまくいくと、
上の左の動きよりも滑らかに、
体が前に出ます。

上体をうまく乗せていくのが多少難しいかもしれません。
上の右で得た感覚を思い出しながら練習してみてください。


体が前に出たら、そのまま走り出して、
着地するたびに足首と膝の脱力を
繰り返してください。

走っている時には、
「体の後ろで、足首が深く曲げられている事」
を意識すると良いと思います。


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前回までで書いた事:
「下向きの力が前向きの力に変わる」が、
このエクササイズで出来ているのか?

確証はありませんが、
体を滑らかに動かすテクニックの一つと考えても
悪くはないエクササイズだと思います。


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かかとの厚いシューズの方が、
インソールが前に傾いているので、
前傾しやすいです。

普段より足首を深く曲げることになりますので、
アキレス腱まわりに無理が無いか、
具合を確かめなら行ってください。


試してみての感想など、
コメントお待ちしております。


つづきます。


お読みいただき、ありがとうございます。

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